スキャルピングの損切幅の目安・決め方

ほのぼのドル円日記

ドル円FXトレードをする上でのスキャルピングの損切幅の決め方を実際に検証を交えて考えてみました。

◆スキャルピングの損切幅の目安・決め方

スキャルピングは小さい利益を積み重ねるトレードです。その為、損切の設定幅も比較的狭い範囲になるのは仕方ない事だと思います。

スキャルピングの損切幅の一般的な目安として広く推奨されている数値は『プラスマイナス5pips』もしくは『プラスマイナス10pips』ではないでしょうか?

自分もスキャルピングのような短期トレードを行うようになって実際に取り入れたのは『損切幅も利確幅も5pips』という設定です。

ただ、損切貧乏と言う言葉があるように『5pips』だとボラリティーが少ないとされているドル円相場であっても、ちょっとした波の変動ですぐに損切にかかってしまいます。

狭すぎる損切幅では勝率が圧倒的に下がってしまうのです。

私個人的には幾つかの設定幅で実際にトレードをしながら自分のスタイルに見合う損切幅を現在も模索中です。

ここでは最も理想的な損切幅の検証を全て記録しておきたいと思います。

目次

◆ありとあらゆる損切幅を検証

チキン利確を克服する上でも『損切幅10pipsのリスクリワード1:1のトレード』をしようと1日だけチャレンジしたことがあります。

しかし、まだ10pipsの幅は心が受け付けない段階なのか10pips設定にすると負けが取り戻せる気がしないので即辞めました。

更に2018年9月からは損切幅の目安を2pips~最大4pipsとして裁量を加えた損切りを行う方法も検証しております。

多分、多くの方が自分の段階は既に卒業されているかと思いますが、後で見直した時に何か気づきが得られるように、またこれからFXトレードを始めようと思われている初心者の方がもしこのブログをご覧になられていたら何か気づきが得られるかもしれませんので、ここではありのままの感想を含めて検証結果を掲載していこうと思います。

◆スキャルピングの損切幅は4pips未満がベスト(追記)

スキャルピングは短時間売買が基本です。私の経験の範囲ではありますがトレードでは『損切にかかるまでの含み損の時間』と利益が乗っており『含み益が減少していく時間』が精神的な負荷となります。

このような事実を踏まえると利確も損切も早いに越したことはないという事になります。

損切は気持ちの良いものではありません。しかし、切られる時は一瞬で切られる!そのくらいの方がトレードを継続していく上でのメンタル的な負担が小さく済みます。

その為、色々さまよった結果、私個人的な見解として『スキャルピングの損切幅は4pips未満がベスト!』という結論に至りました。

スキャルピングの損切幅の目安・決め方
2020年11月
検証手法損切幅利確幅獲得pips
スキャルピング4pips未満12pips未満18.3pips
【テーマ】
 今月も引き続き損切幅はMAX4pipsです。ポンド系通貨では心もとない損切幅ではあります。しかし、ドル円のスキャルピングに関しては4pipsでも時間がかかるケースも多いので適切なラインであると今では考えております。(もちろん1分以内にロスカットなんて事もあります)後は先月同様ルールを徹底してトレードするのみです。
【結果】
 先月結果が良かった為か、今月は思うように利益が伸びず少しストレスを感じるトレードとなりました。今まではプラスマイナスゼロで喜べたのに人間とは困ったものです。今月はいつも以上に損切りを速く行えた為、トレード内容的には合格なのだと思います。欲を出さず退場しない事。最初は損切りの嵐で疑心暗鬼でしたが数年に渡る検証の結果、ドル円に関しては損切幅4pipsで十分やっていけるとの確信をようやく持てたので、今後はMAX4pips固定で行こうと思います。(^^)
2020年10月
検証手法損切幅利確幅獲得pips
スキャルピング4pips未満12pips未満77.3pips
【テーマ】
 今月も引き続き損切幅はMAX4pipsです。後はルールを徹底してトレードするのみ!と信じたい。
【結果】
 過去で一番安定したトレードを月を通して行う事ができました。ずっと追い求めてきた小さな損切幅でも結果を残すことができる可能性が見えてきたように感じます。小さな損切は効率は悪いかと思いますが退場しない!という側面から考えてみると、最終的には最強になりえると今でも私は思っております。しかし、まだまだ道険しです。
2020年9月
検証手法損切幅利確幅獲得pips
スキャルピング4pips未満12pips未満-9.7pips
【テーマ】
 今月からトレードを再開します。色々悩みましたが、トレードスタイルはスキャルピング一本でいく事に決めました。損切幅はMAX値4pipsで決定。今年の3月は利確目標12pips以上を目指していましたが、損切も利確も小さくするため、最大でも12pips未満で行こうと思います。手法はある程度決まったのですが、検証通りに実践することがかなり難しい手法なので練習が必要になります。取り合えず道は決まったのでコツコツ頑張りたいと思います。
【結果】
 序盤は少しずつ利益が出ていたのですが、終盤小さな損切を確定してしまう逃げ癖が出てしまい損切を連発する流れにはまり込んでしまいました。また、トレード場面でチャートをしっかり見れている状況が想像以上に少ないため、自分が検証してきた手法を信じ切れない気持ちが強く、このイメージとのギャップがマイルールの徹底を妨げている要因であるようにも感じました。道険しです。
2020年3月
検証手法損切幅利確幅獲得pips
スキャルピング4pips未満0~40pips-59.0pips
【テーマ】
 今月は自分の性格に一番合っていると思われるトレードスタイルを貫こうと思います。ここまでトレードをしてきた中で自分に一番合っているトレードスタイルはスキャルピング寄りのデイトレードです。負ける時は短時間で負け、プラスに伸びる時はとことん伸ばしてデイトレード気味のスタイルに移行する。このスタイルは利確を我慢すると建値まで戻る事も多く楽なスタイルでは無いのですが、何回かの勝ちで小さな損切を回収できてしまう魅力があります。昨年勝てていた時も勝率は50%には程遠い勝率で月単位では勝てて月も多いので、やはり勝率よりも利確を我慢して伸ばしていくスタイルが自分には向いているのだと思います。ですので今月もスキャルピングトレードの損切幅のMAX値は4pips固定でいきます。利確の目標は12pips以上、リスクリワード1対3が目安です。値動きの小さなドル円でも短時間で20pips以上取れた経験もありますし、やはり利を伸ばす方向性が今の自分には向いていると思います。とは言え、今はまだまだ実力不足!ですから今月はとにかく投資関連書籍を買いまくり徹底的に勉強をし直そうと思います。今までかなり多くの書籍を読んできた方だと思いますが、最低でも投資関連書籍を100冊は読み込んで、何か一つ、共通した投資の本質のようなものを見つけたいと思います。その本質が確信になった時、改めてトレードを再開したいと思います。
【結果】
 今月は勉強すると決めていたにも関わらず新しい手法をチャレンジしてしまい大きく負けました。情けない…
2020年2月
検証手法損切幅利確幅獲得pips
スキャルピング4pips未満0~6pips-17.2pips
【テーマ】
 今月は先月から少しチャレンジしはじめたリスクリワード1対1、もしくは1対1.5のトレードを中心に、勝率を高める事を意識してトレードしていこうと思います。スキャルピングトレードの損切幅はMAX値は4pips固定。エントリーから時間が建ち過ぎるなどの違和感がある場合は今まで通り裁量判断でバシバシ決済という形でいこうと思います。昨年は20pipsを超えたトレードなどがあり、これならリスクリワード比も1:5とかになるため、こういったトレードを続けようと挑戦していました。しかし、振り返ってみるとそんなトレードは数えるほどしかありません。持っていたらもっと伸びた…というトレードはたくさんありますがやはりそれらはタラレバの話。今年はスキャルピングと決めた以上、3~4pipsで利確してしまうトレードも取り入れ伸ばせそうな時も6pips程度で利確するようなイメージで実践してみようと考えております。今月こそは勝率5割を何としても超えたいです。
【結果】
 最終的に結論から言うと今月も負けました。今月は一定のルールの中で取引を行うという点に徹してトレードを行い、結果負けました。リスクリワード1対1のトレードもチャレンジしましたが確かに勝率は上がりましたが劇的な変化は無く、トータル収益ではマイナスになったので、リスクリワード1対1の手法は想像以上に難しいのかもしれません。と言うよりもFX自体が本当に難しいという事を改めて痛感しました。個人的な感覚の話になりますが、昨年のように何度損切に合っても一度の大きなプラスで月間トータルでプラスにするスタイルが自分に向いていると感じました。心がぶれぶれですね…もう一度勉強のし直しです。
2020年1月
検証手法損切幅利確幅獲得pips
スキャルピング4pips未満0~20pips-25.2pips
【テーマ】
 先月の経験で恐怖感はありますが、少しずつ感覚をつかんできた今のスタイルでもう少し突き詰めていきたいので、スキャルピングトレードの損切幅はMAX値を4pips固定での裁量判断でいこうと思います。但し、勝率に関する違和感もあり、この設定で完結させる事も難しいように感じております。これは徹底的に勝ちトレードを伸ばす事ができない、要はチキン利確をしてしまう傾向を持つ自分が勝率3割台で生き残れる見込みが薄いと感じている為です。昨年は1トレードで20pips近くとれた経験も積みましたが、それらはどれも短時間で上昇してくれた場合です。長時間保有しながら利を伸ばしていくスタイルが最良であると感じながらもその我慢をする事ができない。おそらく出来ないのにこのスタイルにこだわり続けている自分自信に対しても何か違和感があるのです。強い確信を持つ事が出来れば伸ばせるようになるのかもしれませんが、この辺が最大の課題であるかもしれません。尚、伸ばせない自分を認め、今年はスキャルピング一本で結果を出すというスタイルを実践してみようと決断しました。スキャルピングで入ったけど長期保有して最終的にスイングになる。これは自分の中ではプラス側でもマイナス側でもNG。これぐらい決めこまないとスキャルパーにはなる事ができません。難しい道かとは思いますが自分を信じてやってみようと思います。
【結果】
 今月は最終的に大敗となりました。利確幅を小さめにしたり、いつもなら軽めで損切するところを引き伸ばしたり、今まで自分である程度納得してきたトレードとかけ離れたトレードをこれでもか!という程繰り返してしまいました。これでは勝てるはずもありませんし、逆にこんな状況で勝つような結果にならなくて良かったのかもしれません。月末には予約注文で指定していた逆指値が入っておらず大負けするなどもあり、2020年度は本当に悔しさばかりが残るスタートとなりました。この悔しすぎる思いを冷静に分析して来月こそ何かしらの結果を残していきたいと思います。
2019年12月
検証手法損切幅利確幅獲得pips
デイトレード根拠に基づく値幅設定無し-7.3pips
スキャルピング4pips未満0~20pips
【テーマ】
 スキャルピングトレードの損切幅はMAX値を固定の裁量判断。デイトレードは根拠に基づくラインとするため設定無し。今現在はこの設定が個人的に合っていますので地合いが大きく変わるなどの変動を感じるまで、この設定を継続しようと考え中です。大切な事は一度設定した損切ラインに達したら無感情に切る。とにかく切る。この一点だと思っております。
【結果】
 上記テーマに記載通り無感情に切る事を徹底したものの12月はかなり恐怖を感じる結果となりました。今までは4pipsと言えども20分以上損切にかからない事が多くありましたが12月に関しては数秒で損切になるケースが続き、結果的にはそれで大きな損失を出さずに済んだ訳でもありますが、とにかく恐ろしいという感情を持ったのは事実です。この小さな損切幅で徹底するトレードは値動きが少ないと言われるドル円であっても、ある程度市場参加者が多い月限定で行うようにしなければいけないと想定されます。8月から月間プラスを計上できたのも、たまたま地合いが合っていただけと考える事もできますし、少し迷いの残る結果となりました。
2019年11月
検証手法損切幅利確幅獲得pips
デイトレード根拠に基づく値幅設定無し44.6pips
スキャルピング4pips未満0~20pips
【テーマ】
 自分が行うスキャルピングトレードの大半は5分未満。今月もスキャルピングの損切幅の目安は裁量主体の4pips未満。ここはもう固定で良いかなぁと思います。次いでデイトレードですが最大でも14pips未満という設定を変更し多くのトレーダーが推奨している根拠に基づくラインを目安に損切を設定する方法でいこうと思います。スキャルピングであれば瞬間的な動きで判断するので固定pipsという保険があるのは解ります。いや、トレードチャンスの多いスキャルピングだからこそ最低限の保険が必要です。しかし、自分で設定しておきながらあれですがデイトレードで14pipsという数値にこだわる意味が見い出せないのです。デイトレードではリアルチャートを見ながらダウ理論を勉強しているので『オーソドックスにダウ理論の根拠が崩れる場面に損切を設定する方法』でいこうと思います。
【結果】
 当初目標としていた一月40pipsという目標を初めてトータルで残す事ができました。記録をしっかりつけ始めてからで考えると16ヶ月かかった計算になりますが、まぐれでもなんでも一度達成できたという事が今後のトレードの励みになるのは事実です。ここまでやってきて感じた事は「大きく負けなければプラスマイナスゼロ」は見えてくる。という感覚です。特にスキャルピングはエントリーして数秒後に損切になるような事も多く、あと少し損切ラインを広げたい…と毎回のように感じますが、それでも徹底して切っていくとトータルでは大負けしないという事は見えてきました。今後はロッドをあげた時のメンタルのブレとの戦いも始めていくつもりです。今まではロッドを上げた時にトレードスタイルを変えて大負けしていたので、感情に左右されないトレードの徹底が必要になってくると思います。
2019年10月
検証手法損切幅利確幅獲得pips
デイトレード14pips未満設定無し13.2pips
スキャルピング4pips未満0~20pips
【テーマ】
 今月も損切幅の目安はスキャルピングは裁量主体の4pips未満。デイトレードは14pips未満です。この幅を超えてくる場面はトレードしたくても見送りで行きます。以前はナンピンをして勝率を高めるという考えが常に頭にありました。しかし現在は、ナンピンという視点よりも損切範囲内でエントリーできる場面のみエントリーするという考えにようやく至りました。とは言え、資金がしっかり増やせるトレーダーになる為に、損切幅に関する検証や考察は今後も継続していきたいと思います。
【結果】
 今月はデイトレードで何とか勝負したかったのですが相場があまりに難しく中々エントリーが出来ない状態が続きました。月終盤は、結局スキャルピングに専念して一定のトレード回数をこなす事はできましたが損切幅の検証という目的が果たせたようには思えません。トレードは本当に難しいですね。
2019年9月
検証手法損切幅利確幅獲得pips
デイトレード14pips未満設定無し5.6pips
スキャルピング4pips未満0~20pips
【テーマ】
 今月の損切幅は先月と変わらずスキャルピングは裁量主体のMAX4pips。デイトレードの場合も変わらず理想は10pips以内、MAXでも14pipsが限度です。トレードの時間軸が上位足主体になるなど移行する事が無い限り損切幅は変わらないと思います。自分がトレードを行う時間軸に関してはいずれ変化してくるかもしれません。その時は損切幅を少し大きく見る必要があるかと思いますが現状は今の損切幅を目安に裁量でトレードという形で行きたいと思います。
【結果】
 ひとつ滑りで若干4pipsを超えましたが、そのほか全トレード損切幅4pips以内で全て切ることができました。プラスマイナスゼロ以上は少しずつ見えてきた気がします(^^"
2019年8月
検証手法損切幅利確幅獲得pips
デイトレード14pips未満設定無し9.5pips
スキャルピング4pips未満0~20pips
【テーマ】
 今月の損切幅はスキャルピングはもう確定で裁量主体のMAX4pips。デイトレードの場合は多少耐えも必要になるので理想は10pips以内、MAXでも14pipsが限度です。トレード技術が上がってくるまではスキャルピングメインで行きます。
【結果】
 全トレードスキャルピングで目安としていた損切幅4pips以内で全て切ることができました。この損切幅はスプレッドの狭いドル円だからなせる結果と言えます。来月も継続です。
2019年7月
検証手法損切幅利確幅獲得pips
デイトレード0~15pips0~40pips-63.9pips
スキャルピング0~4pips0~20pips
【テーマ】
 今月の損切幅はスキャルピングに関しては今まで通り裁量主体のMAX4pipsです。正直これはもう変わらないと感じております。成行注文エントリーの場合、滑り込みで瞬殺トレードになってしまう事もありますが、それでもやはり小さな損切幅で切っていくメリットの方が大きいのでこのラインが良い判断であると思います。またデイトレに関しては15pips以内の場面でエントリー出来れば理想的、但しエントリーポイントと想定されるシーンで損切幅が多少広くなってしまっている場合は、その場の判断で15pips以上でもエントリーするというルールで行こうと思います。かといって30pips以上とかの損切幅になるようでしたら、デイトレードというよりもスイングレベルになりますからエントリーは見送りです。
2019年6月
検証手法損切幅利確幅獲得pips
デイトレード0~15pips0~40pips-19.2pips
スキャルピング0~4pips0~20pips
【テーマ】
先月はルールをまた破ってナンピンで焦げ付いてしまいました。もう病気。おそらく時間が経てばまたやるのでしょう。そこで今後破る事の無いように取り合えず自分の人生の中からナンピン、もしくは分割投資という概念そのものを捨てます。含み損中に助かりたい、といった感情で平均単価を下げる為のナンピンはもう絶対に禁止です。尚、損切幅はスキャルピングは今まで通りMAX4pips、デイトレはpips数というよりも根拠のあるラインに設定。但し出来る限り損切幅を小さくできる場所でエントリー、最大でも損切幅15pips以下の場面でのエントリーを基本としてチャレンジします。
【感想】
スキャルピングの損切幅の設定はやはり裁量込みのMAX4pipsは良い感じです。滑りがもし無ければ瞬殺される可能性があるますがMAX3pips(スプレッド含めると実質2.7pips)でもいいのかなぁとも考えましたが、やはり滑りでいきなり損切寸前というケースも多いため4pipsが妥当かと思います。デイトレの損切幅15pipsはあまり参考になりませんでした。根拠のあるラインに損切ラインを設定すると15pipsを軽く超えているケースが多いのですが、15pipsを超えたらエントリーしないというのもテクニカルを意識したトレードを行う上ではおかしな話でもあります。あくまで目安として損切幅15pips以内のポジションでエントリーが理想という感覚が良いと思います。
2019年5月
検証手法損切幅利確幅獲得pips
デイトレード0~30pips0~100pips-153.8pips
スキャルピング0~4pips0~20pips
【テーマ】
先月は何をやってもうまくいかず、最終的に損切幅のルールを破ってナンピンを取り入れた取引にチャレンジし大きな損失を出してしまいました。最終的にナンピンを続けていると全て勝てていたのでその手法自体は間違いなく機能すると確信しております。しかし、損失額が大きくなるとどうしても損切ボタンに手がかかってしまう自分にはメンタル的にも難しい手法であるとも実感しました。今月はデイトレードレベルの少し長時間保有する事を前提としたトレードにチャレンジします。損切幅は固定とせずテクニカルに基づいて決定し、根拠のある場所で損切を行うようにしようと思います。と言っても大きすぎる損切幅とならないようなエントリーポイントをつかめるようにトレード技術を高めていきたいと思います。デイトレードの損切幅の目安としては15分足なら30pips以内。5分足なら15pips以内を目安に考えます。
【追記】
やはりスキャルピングもチャンスがあれば並行して行っていこうと思います。損切幅の目安は今まで通り0~4pipsの裁量です。これが一番しっくりきてるので。
【スキャルピング損切幅0pips~4pipsの検証】
検証期間損切幅利確幅獲得pips
2019年4月0~4pips0~40pips-103.14pips
【テーマ】
先月2ヶ月連続で微益ですがプラスになりましたので今月も損切幅は0pips~4pipsで行きます。現在も尚、計画的なナンピンは自分の中では有効であるとの考えは変わりません。私が尊敬しているトレーダーの方は何でもかんでも損切していた時の方が結果が出なかったと話していました。ですからいずれナンピンを使いこなしながらトレードをしていく力を身に着けていきたいと思っております。尚、利確幅は0~40pipsと先月に続き広めに設定していこうと思います。先月は10pips以上の決済が数回ありましたが15pips以上はゼロでした。もう少し利確を引っ張って我慢できるようにメンタルを鍛えていく必要があります。その為4月は1回で良いので20pips越えのトレードを経験したいです。
【スキャルピング損切幅0pips~4pipsの検証】
検証期間損切幅利確幅獲得pips
2019年3月0~4pips0~40pips15.29pips
【テーマ】
先月初めてプラスになりましたので今月も損切幅は0pips~4pipsで行きます。計画的なナンピンは自分の中では有効であるとの考えは変わりません。ナンピンで勝率を上げ、しっかり一定額に来たら切るというルールを徹底する事ができれば勝率は格段に上がるのは間違いありません。しかし、厳しすぎる損切ルールでも月間でプラスを出せた事実がありますので、もう少しこの損切幅0pips~4pipsというルールであがいてみたいと思います。また、利確幅は0~40pipsとあえて広めに考えてみようと思います。40pipsを毎回取りにいくとなると恐ろしく勝率が落ちそうですが、少しでも損小利大トレードになるように、そして自分の成長の為に広い設定で行こうと思います。
【スキャルピング損切幅0pips~4pipsの検証】
検証期間損切幅利確幅獲得pips
2019年2月0~4pips0~20pips11.97pips
【テーマ】
今月も損切幅は0pips~4pipsで行きます。ライン直下案やナンピンを取り入れようという考えも未だに持っていますが、ある程度裁量で切れるメンタル的な安心面と許容範囲のバランスがこの範囲が一番しっくりくるためです。逆に利確に関してはマイナスからプラ転した場合はプラスマイナス0でも一度切る様にしようと思います。こうするとエントリー回数はかなり増えてしまうと思いますが勝率は確実に上がります。エントリー直後に逆に走ったら相場の波がイメージと違うという訳ですから一度リセットして再度チャンスを伺うというスタイルはスキャルピングやデイトレード主体の方には向いているように感じます。勝率が上がっても結果が出なければ意味はありません。後はやはり結果!結果を出すだけです。ココが難しい(^^"
【感想】
真面目にFXに取り組み始めてから約半年。ようやく、ようやく初の月間トータルプラスとなりました。特にこれと言って変えたものがある訳でも無く、プラスになった要因が明確につかめておりませんので何とも言えませんが、4pips損切という厳しいルールでもプラスを残す事が可能と言う点はこれで証明されました。しかし、何と言いますかこれで良いという感覚は全くありません。
【スキャルピング損切幅0pips~4pipsの検証】
検証期間損切幅利確幅獲得pips
2019年1月0~4pips0~20pips-15.41pips
【テーマ】
昨年度最も結果が出始めている損切幅0pips~4pipsの検証を今月も継続です。自分で改めてこのページを見直して感じたことは、やはり大負けを絶対にしない為にも問答無用で損切を実行するルールは絶対に継続すべきという点です。損切幅の変更は今後も様々なケースで検証していきたいですがおそらくこの幅が最も自分に合っていると感じます。ですからFXに取り組む限り永遠に損切は続ける事になると思います。尚、ひとつ検証してみたい損切ルールに根拠のあるラインの直下に損切を置くというルールがあります。ファンダメンタルを考慮せずテクニカルでエントリーする以上はテクニカルに沿った損切ラインで損切するという事は理にかなっています。これは賢人のデイトレードの長谷川さんという方の動画を見て考え始めた事です。但し、自分自身は今の損切幅で何とかプラスに持っていけないかを突き詰めてみる価値があると思いますので現状は保留です。また損切幅を少し広げてナンピンを入れていく資金管理手法も一度試してみようかと検討中です。しかしどの程度許容できるのかの腹が決まらないのでこちらも保留です(^^"
【スキャルピング損切幅0pips~4pipsの検証】
検証期間損切幅利確幅獲得pips
2018年12月0~4pips0~20pips-7.73pips
【テーマ】12月12日から変更
利確幅を小さくしてもどういう訳かあまり勝率が上がりませんでした。たまたまかもしれませんが、月初から大きく負けてしまった為、少し混乱モードにはいってしまいました。しかし、何か結論を出さなくてはいけませんから、最終的に先月までコツコツ取り組んできていた利確を大きく伸ばすという取り組みをもう少し続けてみようと決断しました。損切りが多すぎる為、勝率が異常に低い点に関してはもう仕方ないので、今後は利益が伸びた時に損切ラインを少しずつ上げていくトレンドについていく手法をチャレンジしてみたいと思います。利確幅の目安は0pips~20pips程度です。20pipsの目安は利確せずにいたら20pipsほどいけてたケースがあった経験がある為ですが、利確を耐えたがためにマイナスに逆戻りと言うケースも多いので、適切な判断では無いかもしれません。いずれにしても全く経験が無いのでどの程度できるかわかりませんが、トレード回数が多少減っても自分が取れそうと感じるタイミングで今後もエントリーを継続し、損切は問答無用、利確はケースバイケースでいこうと思います。
【スキャルピング損切幅0pips~4pipsの検証】
検証期間損切幅利確幅獲得pips
2018年12月0~4pips0~4pips-7.73pips
【テーマ】
2018年11月度は結果的に微損という結果で終わりましたが、少し手ごたえを感じた月でもありました。しかし、月間収益で過去4か月連続でマイナス収益となっている以上、新しい取り組みにチャレンジしようと思っています。12月度の目標は損切幅は今まで通り4pips以内、そして利確は最大で4pipsで設定。しかし欲は出さず2pips程度で早めに利確を行い勝率を上げるスキャルピングトレードにチャレンジしてみようと思います。利確幅を伸ばす訓練を続けて来たのを一度中止するのはマイナス要素しかないように感じますが、それでも一度損大利小のコツコツスタイルに早めにチャレンジしておきたい気持ちがあります。勝率目標は60%以上、トレード回数を増やして月間トータルでプラスマイナスゼロを達成できるようにしたいです。
【スキャルピング損切幅0pips~4pipsの検証】
検証期間損切幅利確幅獲得pips
2018年11月0~4pips0~10pips-2.74pips
【感想】
2018年10月度は過去最低の結果となりマイナス100pipsを超えてきました。回数で言えば僅か1ヶ月で232回損切を行った事になります。尚、232回の損切で119.43pipsマイナスという結果ですから1回の損切の平均は1.9425pipsとなります。損切は注文時にすぐに入れますが実際は4pipsに設定していても4.1~4.2pipsなどスリッページが発生して4pipsを超えた損切になるケースがほとんどです。この状況下において平均2pips未満に納まったのはマイナス1pips台の早めの損切が多くあった点にあるかと思います。早めに切る事が良いかどうかは解りませんが、これだけ負けていても平均2pips以内で損切出来ているという安心感は掴めました。
【課題】
先月はプラスを伸ばす、利確幅を大きくするという課題に取り組んでいた為、7~8pips程度勝っていたのに耐えて耐えてマイナスに戻ってくるというトレードが多くありました。損切は平均2pips以内で行っていながら利益は10pips超えるまで待つ。ここに問題点があったように思います。ボラティリティーの大きな通貨であれば機能したのかもしれませんが1日に50pipsも動かない事があるボラティリティーの低いドル円でのトレードでは無理があったのかもしれません。それでも以前より大きな利確が出来た回数は増えて来たのですが、勝率の下落がとんでもない結果となってしまいました。となると一番初めに取り組んでいた損切も利確も5pipsというラインが一番良い成績が残せる可能性も出てきます。その為、11月度はプラス10pips未満でも無理に耐えずに場合によっては利確を行い10pipsで自動的に利確決済が行われる注文方法を試してみようと思います。
【スキャルピング損切幅0pips~4pipsの検証】
検証期間損切幅利確幅獲得pips
2018年10月0~4pips2~20pips‐119.43pips
【感想】
結果的に先月も結果が出なかったため今の状況が良いとは判断しかねます。しかし損切にも裁量幅を加える方法がしっくり来るので10月も継続してみます。損切幅は違和感がある時は0pipsでも切る、利確幅はトレンドに乗っていれば大きくを意識です。最終的な結果は10月末に掲載します。
【10月10日追記】
10月9日のトレードで初の10連敗を記録しました。利確幅を伸ばそうと利確せずに耐えると値動きが激しい時は-4pipsに直ぐに捕まります。利確できずにプラスから戻ってきた時は勝率が更に落ちても建値切りでマイナスを低く抑え次のチャンスに切り替えた方が損益は安定してくるかと思います。かなり負け数が多いですが建値切りも行いながら損切幅0pips~4pipsを継続しようと思います。
【スキャルピング損切幅2pips~4pipsの検証】
検証期間損切幅利確幅獲得pips
2018年9月2~4pips2~10pips‐38.79pips
【感想】
広げて駄目なら更に減らすという思考で損切幅を縮め、更に損切にも裁量を加えるという方法で心が受け付けられそうな損切幅の目安2pips~4pipsという数値を設定してみました。注文時の損切幅の設定は4pipsですが、トレードの約定履歴を見る限り損切設定をマイナス4pipsに設定しているものの、大半が2pips台で損切しております。更に少しずつスキャルピングに慣れて来たのか5pips以上の幅で利確出来るケースも出てきております。この感覚が掴めてくれば1回の負けを1回の勝ちで取り返すことが可能となる為、メンタル的にも受け入れやすいという利点があるように思います。スキャルピング損切幅10pipsの検証は1日で辞めてしまいましたが、大きく勝つスキルを持ち合わせていない段階で、大きな負けを抱えると精神的な負担は莫大になります。私の場合は『もう目標達成が不可能』とさえ感じました。しかし、現実的にはとにかく損切回数が多すぎて勝率が極端に低くなっている為、トータル的に結局大きく負け越している状態です。但し感覚だけで言えば最も自分がやりやすい損切幅であると感じます。ですから勝率を伸ばすスキルが身に付けられそうであれば損切の自己ルールとして設定できる可能性も将来的にありそうです。しかし、自分がどれだけやりやすいとしても勝率が上がらない場合や統計的に損益がマイナスになるのであれば早い段階で新しい損切設定を決めなくてはいけません。
【スキャルピング損切幅10pipsの検証】
検証期間損切幅利確幅獲得pips
2018年9月3日10pips10pips-22.26pips
【感想】
8月の経験を踏まえて損切幅に余裕をもたせようと試みるも心が全く受け付けられず結果的に損切幅10pipsの検証は1日で中止しております。(※今後再度検証する可能性あり)やはり問題点は損切幅5pipsの時同様に10pipsの利確に耐える勇気が無いという点です。月初の1日で20pips以上負けてしまったので『FX市場からの退場』という絶対避けるべき姿が直ぐに思い浮かびました。エントリー後チャートを一切見なければ上手くいけば勝手に利確するので良いのかもしれませんが今の自分では心が受け付けません。結局今の自分の器では1回10pipsの負けを1回のプラストレードで取り返すことが出来ないと判断し中止しました。
【追記】
結局、自分のエントリーに自信や根拠がないため利確まで待つことが出来ないのだと思います。勝つにしても負けるにしても納得できる理由が見つけられるようになれば損切幅10pipsでも覚悟を決めて実践できるはずです。相場に絶対はありませんが、経験が積み重なってくればこの流れは7割型伸びるパターンなど10pipsに耐えうる根拠も見えてくるようになれば10pipsとは言わず20pipsでも耐えられるのかもしれません。
【スキャルピング損切幅5pipsの検証】
検証期間損切幅利確幅獲得pips
2018年8月5pips5pips-46.11pips
【感想】
スキャルピング自体が初めてという事もありますが個人的には損切幅5pipsは体感的にやりやすく感じました。チキン利確していなければもう少し勝てた印象もありますが利確していなければマイナスになったものも多く何とも言えません。最大の問題はマイナスは耐えるのにプラスになった分が削られるのが耐えられず利確してしまうという問題です。結果的に負け組の典型的なパターンである損大利小というトレード結果となってしまっております。損小利大が理想的である点は解るのですが、解っていても尚、実際にトレードに入ると全く別の力が働いたかのようにルールを守れなくなってしまいます。言葉では表現できませんがどうしてもどうしても出来ないのです。改めて振り返ってみて損切幅5pipsは比較的心も受け入れやすく悪くない設定幅だと客観的に思います。8月の敗因は損切幅云々という問題ではなく私個人のメンタル的な問題が最大の敗因かと思っております。

◆損益がプラスになる損切幅を見つけるまで検証

損切幅の設定は総資金の割合などから算出する方法もあり、それこそ多くの情報で溢れかえっています。

しかし最終的には自分が結果を残せる損切りの設定幅を自分で見つけていくしかないと思います。

先ずは月間トータルで損益がプラスになる自分が納得のいく損切幅が見つかるまで今後も何度でも検証を続けていこうと思います。

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