デイトレード用の資金管理【分割エントリー事例一覧表】

ほのぼのドル円日記

デイトレード用の資金管理として効果の高い分割エントリーのパターン一覧表を作成したまとめ。

◆スキャは損切幅狭く、デイは損切幅広く?を検証

今回は2022年3月から少しずつ勉強しているデイトレード用の資金管理について、自分がいつでも見直せるように内容をまとめておきたいと思います。

尚、ドル円のスキャルピングでは勝率は低くとも損切幅を可能な限り狭く設定し、1分足チャートのプライスアクションでエントリーをするのが、最終的に最も勝ちに繋がりやすいというのが私個人が辿り着いた経験に基づく感想です。

しかし、デイトレードレベルのトレードの場合は、狙う値幅も大きくなり数時間単位で保有する事もあるため、損切幅にゆとりをもたせ、かつ分割エントリで仕込むのが今の所理に適っていると感じております。

特にボラが大きな商品や、スプレッドが広い通貨や先物、CFD等に関しては、数pips単位のスキャルピングの難易度が跳ね上がるので、ゴールドを攻略中の私としては、デイトレードの学習は必須と言えそうです。

今回は、デイトレードレベルの分割エントリーについて、プラスマイナスでチャート縦軸とし、分割した建玉ごとの収支状況がわかりやすい表にまとめておきたいと思います。

目次

◆損切幅40pips(LC100pips)で10pips間隔の4分割エントリー

まず初めに、今私が実践している10pips単位での分割エントリーを行う際の資金管理をまとめておきます。

損切りは40pips、ロッドは1発目から4発目まで定額でトータルの損切は100pipsです。

デイトレードの場合は時間軸が大きくなるのでエントリーはしっかり反発が見込めるゾーンで分散しますが、ボラが大きなゴールドでは40pipsだと割と損切りもかかります。

4発目までヒットした場合、黄色枠のプラス10pipsエリアでリスクリワード1対1達成となります。

3発目までヒットした場合、黄色枠のプラス25pipsエリアでリスクリワード1対1少しプラスの達成となります。

同様に2発目までヒットした場合、黄色枠のプラス45pipsエリアでリスクリワード1対1達成となります。

しかし、1発目しかヒットしなかった場合、100pips取らなければリスクリワード1対1達成が出来ないため、反転したら伸びる余地があるゾーンに絞るか、勝率で勝負する資金管理法と言えそうです。

損切幅40pipsで10pips間隔の4分割エントリー
損切トータル100pips
価格 初弾 2発目 3発目 4発目
プラス100pips100110(210)120(330) 130(460)
プラス95pips95105(200)115(315)125(440)
プラス90pips90100(190)110(300)120(420)
プラス85pips8595(180)105(285)115(400)
プラス80pips8090(170)100(270)110(380)
プラス75pips7585(160)95(255)105(360)
プラス70pips7080(150)90(240)100(340)
プラス65pips6575(140)85(225)95(320)
プラス60pips6070(130)80(210)90(300)
プラス55pips5565(120)75(195)85(280)
プラス50pips5060(110)70(180)80(260)
プラス45pips4555(100)65(165)75(240)
プラス40pips4050(90)60(150)70(220)
プラス35pips3545(80)55(135)65(200)
プラス30pips3040(70)50(120)60(180)
プラス25pips2535(60)45(105)55(160)
プラス20pips2030(50)40(90)50(140)
プラス10pips1020(30)30(60)40(100)
初弾(±0)010(10)20(30)30(60)
2発目(-10pips)-100(-10)10(0)20(20)
3発目(-20pips)-20-10(-30)0(-30)10(-20)
4発目(-30pips)-30-20(-50)-10(-60)0(-60)
損切り(-40pips)-40-30(-70)-20(-90)-10(-100)
損切り(-50pips)-50-40(-90)-30(-120)-20(-140)
損切り(-60pips)-60-50(-110)-40(-150)-30(-180)

◆損切幅40pips(LC200pips)で10pips間隔の4分割エントリー(定額増)

続いて、2発目以降定額増しでの分割エントリーの場合。

定額増しとは、1発目1万通貨でエントリーした場合、2発目2万通貨、3発目3万通貨、4発目4万通貨とエントリーポイントごとに定額で増加していく事を指します。

こちらも実践しておりますが、普通の4分割時に比べるとプラス圏に来た時の資金の伸びが強く、逆に早く利確してしまいたい気持ちにかられます。

損切りは同じく40pipsですがトータルでは定額で分散した場合の倍に当たる200pipsの損切となるためロッドを半分にするなど資金管理が重要です。

定額増しで4発目までヒットした場合、黄色枠のプラスマイナス0エリアでリスクリワード1対1達成となります。

定額増しで3発目までヒットした場合、黄色枠のプラス20pipsエリアでリスクリワード1対1達成となります。

同様に2発目までヒットした場合、黄色枠のプラス60pipsエリアでリスクリワード1対1達成となります。

しかし、1発目しかヒットしなかった場合、200pips取らなければリスクリワード1対1達成が出来ないため、1発目、2発目で反転した場合、通常の4分割時よりも効率が悪くなります。

尚、2分割や3分割で損切幅を広めにキープするなど、様々なパターンを検証してみたいところです。

損切幅40pipsで10pips間隔の4分割エントリー(定額増)
損切トータル200pips
価格初弾2発目3発目4発目
プラス60pips60140(200)240(440)360(800)
プラス55pips55130(185)225(410)340(750)
プラス50pips50120(170)210(380)320(700)
プラス45pips45110(155)195(350)300(650)
プラス40pips40100(140)180(320)280(600)
プラス35pips3590(125)165(290)260(550)
プラス30pips3080(110)150(260)240(500)
プラス25pips2570(95)135(230)220(450)
プラス20pips2060(80)120(200)200(400)
プラス15pips1550(65)105(170)180(350)
プラス10pips1040(50)90(140)160(300)
初弾(±0)020(20)60(80)120(200)
2発目(-10pips)-100(-10)30(20)80(100)
3発目(-20pips)-20-20(-40)0(-40)40(0)
4発目(-30pips)-30-40(-70)-30(-100)0(-100)
損切り(-40pips)-40-60(-100)-60(-160)-40(-200)
損切り(-50pips)-50-80(-130)-90(-220)-80(-300)
損切り(-60pips)-60-100(-160)-120(-280)-120(-400)

◆損切幅40pips(LC260pips)で10pips間隔の4分割エントリー(マーチン)

続いて2発目以降倍々でロッドを上げていく恐怖のマーチンの場合を見てみます。

マーチンとは例えば1発目1万通貨でエントリーした場合、2発目は2万通貨、3発目は4万通貨、4発目は8万通貨と倍々に増加していく資金管理法です。

損切りは同じく40pipsですがトータルでは定額増しよりも大きな260pipsの損切となるためロッドを更に下げるなど資金管理が重要です。

マーチンで4発目までヒットした場合、黄色枠のプラスマイナス0エリアでリスクリワード1対1を少し上まわる成果が得られ、プラス圏に行くほど大きなプラスとなります。

マーチンで3発目までヒットした場合、黄色枠のプラス25pipsエリアでリスクリワード1対1達成となります。

同様に2発目までヒットした場合、黄色枠のプラス80pipsエリアでリスクリワード1対1達成となります。

尚、1発目しかヒットしなかった場合は250pips取らなければリスクリワード1対1が達成出来ません。

損切幅40pipsで10pips間隔の4分割エントリー(マーチン)
損切トータル260pips
価格 初弾 2発目 3発目 4発目
プラス80pips 80 180(260) 400(660) 960(1620)
プラス60pips 60 140(200) 320(520) 720(1240)
プラス50pips 50 120(170) 280(450) 640(1090)
プラス40pips 40 100(140) 240(380) 560(800)
プラス30pips 30 80(110) 200(310) 480(790)
プラス25pips 25 70(95) 170(265) 440(705)
プラス20pips 20 60(80) 160(240) 400(640)
プラス10pips 10 40(50) 120(170) 320(490)
初弾(±0) 0 20(20) 80(100) 240(340)
2発目(-10pips) -10 0(-10) 40(30) 160(190)
3発目(-20pips) -20 -20(-40) 0(-40) 80(40)
4発目(-30pips) -30 -40(-70) -40(-110) 0(-110)
損切り(-40pips) -40 -60(-100) -80(-180) -80(-260)

◆損切幅60pips(LC150pips)で15pips間隔の4分割エントリー

続いて損切幅を60pipsまで確保した場合の分割エントリーを行う際の資金管理をまとめます。

エントリーは15pips単位で4分割に分散、損切りのトータルは150pips。

損切幅40pipsのケースよりも切られにくいのは当然ですが、ゴールドの場合エントリーゾーンとして60pips程度の幅はハマりやすく使い勝手が良い資金管理法と言えるかもしれません。

4発目までヒットした場合、黄色枠のプラス15pipsエリアでリスクリワード1対1達成となります。

3発目までヒットした場合、黄色枠のプラス30pips以上に到達でリスクリワード1対1にほぼ達成となります。

同様に2発目までヒットした場合、黄色枠のプラス70pipsエリアでリスクリワード1対1少しプラスの達成となります。

尚、1発目しかヒットしなかった場合、150pips取らなければリスクリワード1対1達成が出来ません。

損切幅60pipsで15pips間隔の4分割エントリー
損切トータル150pips
価格 初弾 2発目 3発目 4発目
プラス60 60 75(135) 90(225) 105(330)
プラス45 45 60(105) 75(180) 90(270)
プラス30 30 45(75) 60(135) 75(210)
プラス15 15 30(45) 45(90) 60(150)
初弾(±0) 0 15(15) 30(45) 45(90)
2発目(-15) -15 0(-15) 15(0) 30(30)
3発目(-30) -30 -15(-45) 0(-45) 15(-30)
4発目(-45) -45 -30(-75) -15(-90) 0(-90)
損切り(-60) -60 -45(-105) -30(-135) -15(-150)

◆損切幅60pips(LC300pips)で15pips間隔の4分割エントリー(定額増)

続いて、2発目以降定額増しでの分割エントリーの場合。

個人的に一番お勧めなのは損切幅60pipsの定額増しの4分割エントリーです。

勝率もそこそこあり、一発ずつの間隔も大きいことからより長い時間保有しやすい傾向にあります。

4発目まで入る場合は割と損切にかかるので、現実的にリスクリワード1対1はかなり難しく、コツコツドカンの傾向にある事は確実です。

また、損切りはトータルで300pipsにもなるため、ロッド数の調整をしっかり計算し、一回のトレードの損失額を事前に決定しておくことが重要です。

尚、定額増しで4発目までヒットした場合、黄色枠のプラスマイナス0エリアでリスクリワード1対1達成となります。

3発目までヒットした場合、黄色枠のプラス30pips到達で、リスクリワード1対1達成となります。

損切幅60pipsで15pips間隔の4分割エントリー(定額増)
損切トータル300pips
価格 初弾 2発目 3発目 4発目
プラス60 60 150(210) 270(480) 420(900)
プラス45 45 120(165) 225(390) 360(750)
プラス30 30 90(120) 180(300) 300(600)
プラス15 15 60(75) 135(210) 240(450)
初弾(±0) 0 30(30) 90(120) 180(300)
2発目(-15) -15 0(-15) 45(30) 120(150)
3発目(-30) -30 -30(-60) 0(-60) 60(0)
4発目(-45) -45 -60(-105) -45(-150) 0(-150)
損切り(-60) -60 -90(-150) -90(-240) -60(-300)

◆損切幅60pips(LC390pips)で15pips間隔の4分割エントリー(マーチン)

続いてここでも2発目以降倍々でロッドを上げていく恐怖のマーチンの場合を見てみます。

損切り幅は同じく60pipsですがトータルでは390pipsの損切となるためロッドを下げるなど資金管理が重要です。

マーチンで4発目までヒットした場合、黄色枠のプラスマイナス0エリアでリスクリワード1対1を大きく上まわる成果が得られ、プラス圏に行くほど大きなプラスとなります。

損切幅60pipsで15pips間隔の4分割エントリー(マーチン)
損切トータル390pips
価格 初弾 2発目 3発目 4発目
プラス60 60 150(210) 360(470) 840(1310)
プラス45 45 120(165) 300(465) 720(1185)
プラス30 30 90(120) 240(360) 600(960)
プラス15 15 60(75) 180(255) 480(735)
初弾(±0) 0 30(30) 120(150) 360(510)
2発目(-15) -15 0(-15) 60(45) 240(285)
3発目(-30) -30 -30(-60) 0(-60) 120(60)
4発目(-45) -45 -60(-105) -60(-165) 0(-165)
損切り(-60) -60 -90(-150) -120(-270) -120(-390)

◆損切幅80pips(LC400pips)で20pips間隔の4分割エントリー(定額増)

続いて、個人的におすすめの定額増しで損切幅80pipsを確保した4分割エントリーの場合。

上位足の押し目や戻り目で広めのゾーンを確保したい場合に有効です。

定額増しで4発目までヒットした場合、黄色枠のプラスマイナス0エリアでリスクリワード1対1達成となります。

3発目までヒットした場合、黄色枠のプラス40pips到達で、リスクリワード1対1達成となります。

損切幅80pipsで20pips間隔の4分割エントリー(定額増)
損切トータル400pips
価格 初弾 2発目 3発目 4発目
プラス80 80 200(280) 360(640) 560(1200)
プラス60 60 160(220) 300(520) 480(1000)
プラス40 40 120(160) 240(400) 400(800)
プラス20 20 80(100) 180(280) 320(600)
初弾(±0) 0 40(40) 120(160) 240(400)
2発目(-20) -20 0(-20) 60(40) 160(200)
3発目(-40) -40 -40(-80) 0(-80) 80(0)
4発目(-60) -60 -80(-140) -60(-200) 0(-200)
損切り(-80) -80 -120(-200) -120(-320) -80(-400)

◆損切幅25pips(LC70pips)で5pips間隔の4分割エントリー

最後にスキャル用に検討している5pips単位での分割エントリーを行う際の資金管理をまとめておきたいと思います。

ゴールドの場合スプレッドの揺れがかなり広く、一瞬だけスプレッドがバイーンと広がる事も多々あるため、4発目がエントリー直後瞬時に損切りになる可能性があるので4発目のみ10pips間隔を取り損切幅は25pipsとしております。

こちらも1分足や5分足で指値を使うエントリーなので試行回数が増えますがやはり利確が難しくなります。

損切幅25pipsで5pips間隔の4分割エントリー
損切トータル70pips
価格 初弾 2発目 3発目 4発目
プラス50pips5055(105)60(165)65(230)
プラス45pips4550(95)55(150)60(210)
プラス40pips4045(85)50(135)55(190)
プラス35pips3540(75)45(120)50(170)
プラス30pips3035(65)40(105)45(150)
プラス25pips2530(55)35(90)40(130)
プラス20pips 20 25(45) 30(75) 35(110)
プラス15pips 15 20(35) 25(60) 30(90)
プラス10pips 10 15(25) 20(45) 25(70)
プラス5pips510(15)15(30)20(50)
初弾(±0) 0 5(5) 10(15) 15(30)
2発目(-5pips) -5 0(-5) 5(0) 10(10)
3発目(-10pips) -10 -5(-15) 0(-15) 5(-10)
4発目(-15pips) -15 -10(-25) -5(-30) 0(-30)
損切り(-25pips) -25 -20(-45) -15(-60) -10(-70)

MAXで70pipsのリスクを負いながら2発目までエントリーがかかってもプラス20pips時点で45pipsしか回収できずリスクリワードを考慮するととても使えない感があります。

勝率が高いエリアを厳選しコツコツドカンでの運用が基本である点を理解した上での資金管理と言えるかと思います。

◆損切幅60pips(LC285pips)で5pips間隔の6分割エントリー

こちらは5pips単位での分割エントリーのアレンジバージョンの資金管理。

損切幅は広くなりますが、スプレッドが安定しない時などに一瞬のスプレッドの広がりで一瞬で刈られないように対策したバージョン。

損切幅25pipsで5pips間隔の4分割エントリー
損切トータル70pips
価格 初弾 2発目 3発目 4発目 5発目 6発目
40pips 40 45(85) 50(135) 55(190) 60(250) 65(315)
35pips 35 40(75) 45(120) 50(170) 55(225) 60(285)
30pips 30 35(65) 40(105) 45(150) 50(200) 55(255)
25pips 25 30(55) 35(90) 40(130) 45(175) 50(225)
20pips 20 25(45) 30(75) 35(110) 40(150) 45(195)
15pips 15 20(35) 25(60) 30(90) 35(125) 40(165)
10pips 10 15(25) 20(45) 25(70) 30(100) 35(135)
5pips 5 10(15) 15(30) 20(50) 25(75) 30(105)
初弾(±0) 0 5(5) 10(15) 15(30) 20(50) 25(70)
2発目
(-5pips)
-5 0(-5) 5(0) 10(10) 15(25) 20(45)
3発目
(-10pips)
-10 -5(-15) 0(-15) 5(-10) 10(0) 15(15)
4発目
(-15pips)
-15 -10(-25) -5(-30) 0(-30) 5(-25) 10(-15)
5発目
(-20pips)
-20 -15(-35) -10(-45) -5(-50) 0(-50) 5(-45)
6発目
(-25pips)
-25 -20(-45) -15(-60) -10(-70) -5(-75) 0(-75)
損切り
(-60pips)
-60 -55(-115) -50(-165) -45(-210) -40(-250) -35(-285)

ゆとりはあるが、リスクは大きい為、こちらも勝率が高いエリアを厳選しコツコツドカンでの運用が基本である点を理解した上での資金管理と言えるかと思います。

◆損切幅25pips(LC150pips)で5pips間隔の4分割エントリー(定額増)

5pips単位での4分割エントリーを定額増しで行う際の資金管理です。

損切幅は前述した理由と同様に4発目から損切までのみ10pips間隔。

この場合、ゴールドなら一瞬のヒゲで150pips失う可能性がありますが逆も然りです。

ハマれば大きく稼ぐことができますが利確が難しくなります。

損切幅25pipsで5pips間隔の4分割エントリー(定額増)
損切トータル150pips
価格 初弾 2発目 3発目 4発目
プラス50pips50110(160)180(340)260(600)
プラス45pips45100(145)165(310)240(550)
プラス40pips4090(130)150(280)220(500)
プラス35pips3580(115)135(250)200(450)
プラス30pips3070(100)120(220)180(400)
プラス25pips2560(85)105(190)160(350)
プラス20pips2050(70)90(160)140(300)
プラス15pips1540(55)75(130)120(250)
プラス10pips1030(40)60(100)100(200)
プラス5pips520(25)45(70)80(150)
初弾(±0)010(10)30(40)60(100)
2発目(-5pips)-50(-5)15(10)40(50)
3発目(-10pips)-10-10(-20)0(-20)20(0)
4発目(-15pips)-15-20(-35)-15(-50)0(-50)
損切り(-25pips)-25-40(-65)-45(-110)-40(-150)
損切り(-30pips)-30-50(-80)-60(-140)-60(-200)
損切り(-35pips)-35-60(-95)-75(-170)-80(-250)
損切り(-40pips)-40-70(-110)-90(-200)-100(-300)

◆損切幅25pips(LC205pips)で5pips間隔の4分割エントリー(マーチン)

最後の最後、5pips単位での4分割エントリーを恐怖のマーチンで行う際の資金管理です。

損切幅は前述した理由と同様に4発目から損切までのみ10pips間隔。

ボラが大きな各市場初動などでは即損切もあるため、エントリーゾーンは慎重に検討する事が必要です。

5pips単位の4分割エントリー(定額増)
損切トータル205pips
価格 初弾 2発目 3発目 4発目
プラス20pips2050(70)120(190)280(470)
プラス15pips1540(55)100(155)240(395)
プラス10pips1030(40)80(120)200(320)
プラス5pips520(25)60(85)160(245)
初弾(±0)010(10)40(50)120(170)
2発目(-5pips)-50(-5)20(15)80(95)
3発目(-10pips)-10-10(-20)0(-20)40(20)
4発目(-15pips)-15-20(-35)-20(-55)0(-55)
損切り(-25pips)-25-40(-65)-60(-125)-80(-205)

◆損切幅毎の最大ロスカットpips一覧表(定額5・10・15pips間隔)

ドル円のスキャルピングでは、今まで固定pipsで損切をしていましたが、デイトレードではエントリーを検討する際、損切りまでの距離は毎回異なる為、損切幅毎の最大ロスカット幅を自分が解りやすいようにまとめておきます。

ボラがある時などはゾーンも広めになるので、ロスカットのMAX値がぱっと見つけられると便利かなぁと思いますのでご参考になれば幸いです。

少しずつゴールドに慣れてきた現在では、10pips間隔の損切幅50pips~80pips(下記表黄色枠)あたりが個人的に使用頻度が高くなってきております。

尚、エントリー条件は、5pips単位・10pips単位・15pips単位での分割エントリーです。

損切幅毎の最大ロスカットpips一覧表(定額10pips間隔)
損切幅 各弾の損切幅 弾数 LC(MAX)
100pips100+90+80+70+60+50+40+30+20+1010発550pips
90pips90+80+70+60+50+40+30+20+109発450pips
80pips80+70+60+50+40+30+20+108発360pips
70pips70+60+50+40+30+20+107発280pips
60pips60+50+40+30+20+106発210pips
50pips50+40+30+20+105発150pips
40pips40+30+20+104発100pips
30pips30+20+103発60pips
20pips20+102発30pips

ボラが大きすぎる時間帯はややじれったくはありますが15pips単位でゆとりを持つのもありかな?と考えております。

一度もプラテンせずにナイアガラにハマると損切幅150pipsで825pipsの損失になりました。恐ろしい・・・

損切幅毎の最大ロスカットpips一覧表(定額15pips間隔)
損切幅 各弾の損切幅 弾数 LC(MAX)
150pips150+135+120+105+90+75+60+45+30+1510発825pips
135pips135+120+105+90+75+60+45+30+159発675pips
120pips120+105+90+75+60+45+30+158発540pips
105pips105+90+75+60+45+30+157発420pips
90pips90+75+60+45+30+156発315pips
75pips75+60+45+30+155発225pips
60pips60+45+30+154発150pips
45pips45+30+153発90pips
30pips30+152発45pips

逆にボラが小さい日やドル円のデイトレなんかでは損切幅50pipsの分散投資もありかと考えております。

損切幅毎の最大ロスカットpips一覧表(定額5pips間隔)
損切幅 各弾の損切幅 弾数 LC(MAX)
50pips50+45+40+35+30+25+20+15+10+510発275pips
45pips45+40+35+30+25+20+15+10+59発225pips
40pips40+35+30+25+20+15+10+58発180pips
35pips35+30+25+20+15+10+57発140pips
30pips30+25+20+15+10+56発105pips
25pips25+20+15+10+55発75pips
20pips20+15+10+54発50pips
15pips15+10+53発30pips
10pips10+52発15pips

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