真剣にFXトレードに取り組むようになってから既に1年半近くの時間が流れようとしております。
この間、私がひたすら取り組んできたのはスキャルピングというごく短時間で行うトレードです。
スキャルピングはエントリーから決済までの時間が10分以内になるケースが多く、私の場合はかなり切るのが早いので『利を伸ばす時以外』はだいたい5分以内で決済となります。
利を伸ばす時というのは、エントリー時点で決済ラインを決めるので、そこまで届かない場合はプラスである限り長時間保有する時の事です。
ドル円通貨は値動きがゆっくりですから、10pips近く狙えそうな時は30分くらい保有するケースもごく稀にあります。
この利を伸ばすという考え方を貫くようになってから少しずつ結果が出始めてもいるのですが、逆に仇となるケースも多く、ここが現在の悩みの種となっております。
今回は私がメインで行っているスキャルピング手法をする際に、ことごとく連敗するパターンについてまとめていきたいと思います。
ドル円ばかりを見続けてきた結果、ドル円には他通貨とは異なる特徴を幾つか持っている事に気づきはじめました。
一つ面はボラが少ない事。これは言うまでも無い事ですね。
そして、一端トレンドが出るとズルズルとトレンドが継続するパターンがあるという特徴です。
これは2020年1月8日~10日のドル円1時間足チャートですが、見てもらっても解る様に大きな押し目も作ることなく、じわじわと上昇を続けている事がわかります。
こんな時に、いくら何でもそろそろ落ちるだろう…と逆張りで入ってしまう。
こんな時が私がことごとく連敗してしまうケースの代表格です。
1月9日はこれで4pipsMAX損切の連続でかなり焼かれました。
いよいよ下落かな?と思いエントリーすると、どちらにも振れずに上下を繰り返し、そのうちじりじりと上昇しはじめる(^^")
動きがゆっくりなだけに期待をしては裏切られ、裏切られては期待してしまう。
そして、一度ショートで入ると、どういう訳か次もショート!と感情的になってしまう。
そうこうしているうちに結果的に入ったショートは全て焼かれてしまうという不思議な仕組みです。
私がトレードをする時は基本的に上位足のトレンド方向と決めておりますが、MAとの乖離が大きい時はトレンドに逆張りをするケースもあります。
1分足チャートをメインで見ているので、自分のスタイルでトレードをするとなると上位足に逆らう逆張りのシーンもどうしても出てくるのです。
そこで、今回のようにドル円のじりじりトレンド中に連敗が続くようなケースの対処法として、『トレンドに逆らうトレードをする時はチキン利確をあえてする!』という戦略を取ろうと考えました。
と言いますのも、損切後に振り返ると数pipsプラス、例えばリスクリワードレシオ1:1程度であれば、結構プラスになるケースが多かった為です。
上位足のトレンドに逆らってエントリーするケースに限り、チキン利確をあえて行うようにすると4連敗とか10連敗などの負けラッシュは減ってくると思います。
正直、一日で連敗する時は、ロングで焼かれてずっとロング、もしくはショートで焼かれてずっとショートみたいに目線が固定してしまう事が多いため、そんな時はコツコツ利確をするよう心掛けてみようと思います。
上位足トレンドに逆らうトレード自体を止めたら良いのでは?
はい、一番良いのはおそらくその決断かと思います。(^^")
最終的にそうなるかもしれませんが、しばらくはRR1:1あたりを許容する感じでやってみようと思います。