2019年も残すところあと僅かとなりました。
今、私は個人的に損切幅を極力小さく設定するスキャルピングをメインにトレードを行っております。
メインと言ったのは、スキャルピングは最終的に勝ちにくいと言われている為、今後はデイトレードのスキルも高めていきたいと考えている為です。
とは言え、少しずつ結果がプラスマイナスゼロを超えるようになってきた際の現在のトレードは全てスキャルピング、それも1分から長くても5分程度しか保持しない超短期のスキャルピングであったりします。
初心者はスキャルピングから始まりデイトレード、そしてスイングトレードへと移行していくとの事なので、いずれ私もそうなりたいのですが、スキャルピングもとあるルールを厳守することで優位性を高く保つことができるのではないか?と最近考えるようになってきております。
時間足が短くなるほどノイズが多くなり再現性が乏しくなる…これがスキャルピングの難易度を高めている最大の要因であるかと思います。
しかし、相場はフラクタル構造で形成されている以上、小さな時間足であっても、更に小さな時間足の波を見据えて、じーっとチャートを眺めていると、やはりそこには一定の法則性に近い動きをする事が多いという事も感覚的に解ってきました。
私は毎日トレード結果をこのほのぼのドル円日記に記録する事をルーティン化し、休まずにコツコツ継続してきました。
そして、毎日の取引結果をデータとして見ると大きな損失が出ている時は、決まってナンピントレードをしていたり、損切ルールを守らなかった時である事がようやく見えてきました。
そして、その大負けの波は残念ながら定期的に訪れている事も見えてきました。
トレード結果を見ると2019年5月には月でマイナス153pipsもの負けを喰らっている月があります。いつも通りのスキャルピングをしていたのであれば、絶対と言っていいほどここまでの負けを積み上げる事は不可能に近い事です。
この不可能に近い事をナンピンという手法はいとも簡単に成し遂げてしまいます。
しかもナンピンをすると、本来負けていたトレードの大半が建値切りであったり、あわよくば勝ちトレードになってしまい勝率が上がるのがやはり曲者であります。
解っていてもその誘惑は強く、何度もやってしまうのが人間と言えばそれまでですが、結局ナンピンで勝ち続ける事は不可能でトータル収支という視点を持つ事で何か解決策が出てくるのではないかと現在は考えております。
私は損切幅が異常に狭いため、勝率は信じられない程低く、いわゆる損切貧乏の典型とも言える結果をずっと叩き出してきております。
しかし、損切幅を広げずに、あえて更に縮めた事で少しだけ結果が伴うようになってきた気がします。
せっかくマイナスから戻ってきているのに、建値に戻る前に損切することも多くありますが、スキャルピングの場合、最初の方向性が違った場合は、引っ張らずに仕切り直した方が最終的な成績としては良い結果になりやすい傾向にあります。
ナンピンもしない、損切も小さい、これでは難易度は高くて当たり前なのですが、何回かトレードする前提で少しだけプラスにするという思考を持ち続ける事ができれば、逆に大きなマイナスを抱えないという心理的メリットの方が高いと言えるかもしれません。
下手な鉄砲も数うちゃ当たるということわざがありますが正にその精神です。(笑)
マイナス0.7pipsとかマイナス1.2pips等、積み重なるとこのマイナスも大きくはなるのですが、ナンピンの一回の負けに比べると小さなマイナスである事は確実です。
結局、どんな方法でも負ける時は負ける訳ですから、ひとつのトレードに固執せずに複数回トライし続けていく手法で勝負するという考え方もありなのかなぁ…と最近は思うようになりました。
ただひとつ本音を申し上げますと…
ここまで述べてきてアレですが、やはりもう少し勝率を上げていきたいという思いは常々思っております。
ですから、やはりデイトレード技術をなんとしても習得したいと思う今日この頃であります。