私が新たに開設したヒロセ通商のライオンFXですが少し嫌なものを見てしまったのでここで情報をシェアしておきたいと思います。
日時は2019年4月19日金曜日、時間は13時40分ごろ。
今日は特に大きな指標も無く値動きも穏やかなのですがライオンFXのポンド円、ポンドドルのスプレッドが常時2.0を超え瞬間的に3.0を超えているのを発見。
特に値動きも無い時間帯なんですけどね(^^"
何か指標でもあっただろうか?と思い羊飼いさんのブログを確認してびっくり!!
そう、今日からイースター休暇入りだったんですね。(^^"
そりゃーボラも出ないし多少スプレッドが上がっても仕方ないと念のためSBIFXを確認してみましたが全くの平常運転(笑)
あらら?と思いもう一度ライオンFXをのぞくと、何とポンド円のスプレッドが4.0以上に上がっているではありませんか!
尚、ドル円については0.4~1.7あたりをうろうろしております。この幅が実に恐ろしい…
ヒロセ通商はスキャルピングOKと公表している会社ですがポンド円とはいえスプレッドが4以上とかなってくるとスキャルピングどころじゃありません。海外口座よりも酷い状況です。
そんな訳で更に念のためヒロセ通商の公式サイト内のチャートとスプレッドの『リアルタイム更新情報欄』をチェックしてみました。
むむむ、公式サイトのリアルタイム掲示板ではスプレッドがポンド円、ポンドドルともに1.0のままレートが更新されておりました。
価格はリアルタイムで更新されております。しかしスプレッドは『リアルタイム』をうたいながら据え置きで表示されている…
これ言っちゃまずかったかな(^^"
とにかくこれから口座開設してみようと検討されている方であれば公式サイトの情報を信用してしまうでしょうから、『おっ!ヒロセ通商はスプレッド広がるなんてよく聞くけどイースター休暇中でもそんなことないじゃん!』と思うでしょう。
あのー…そんなことあるんです!(笑)
ですから情報が適切に公開されていないという感じにもとれますので『これはアカンやつ』かもしれません。
個人的にライオンFXは使い勝手が良く概ね満足しています。
日中のスマホトレードは全てライオンFXで行っていますからライオンFX自体を批判する気などさらさらありません。
しかし、指標時以外でもポツポツとスプレッドがおかしな動きをするので常にスプレッド変動が無いか注意しながらトレードしなければいけないのが不安の種でもあります。
例えば指標でも何でも無い時間帯でブレイクアウトがおきそうな瞬間。
ここで僅かに抜けたかな!という瞬間にプライスボードを見るとドル円であればスプレッドが頻繁に1.9以上になります。何故1.9なのか…
このスプレッドが大きくなるのは1分程度なので見逃す方が多いと思いますが、皆がエントリーをしそうな瞬間だけスプレッドが極端に広がるので、ヒロセ通商で成り行き注文なんかする場合はこの恐怖と常に戦う事になります。(笑)
2019年1月3日のフラッシュクラッシュでも同じ国内業者のSBIFXトレードがスプレッド0.27を維持したのに対しヒロセ通商と関連のJFXは112.1pipsという、えげつない行為をやらかしかなりの信用を失いました。
100pips以上なんて刈られない人を探す方が難しいですよね(^^"
スプレッドが業者の手数料ですからこの一撃で業者は業績を大きく向上させることができるのが嘘偽りない現実です。
日本の市場ではこんなとんでもない事がおきてもシステムの問題と済ませる事が可能であり行政処分なども一切ありません。
ですから今のところシンプルに言える事はヒロセ通商のスプレッドは0.3~112.1という事。
繰り返しますがヒロセ通商が嫌いとかで言っているのではなく、日をまたぐデイトレードや中期、長期投資で利用するにはかなりリスキーと認識しておく事が大切ですよという事です。
ダウ理論の勉強をするようになって気づいたのですが、ヒロセ通商のチャートは他社のチャートとまったく違う高値、安値を高頻度でつける点も注意が必要です。
これは毎朝チャートをチェックすると解りますが、本来ダブルトップやダブルボトムなどのチャートの場面でも、意味の解らないところで大きなヒゲがあり高値、安値が他社と全く異なるのです。
上の表はトレーディングビューというチャートソフトとヒロセ通商関連のJFXのチャートです。トレーディングビューは口座開設をせずに多くのチャートの確認ができるインストール不要のツール。
これはドル円ですが本来2回ラインに支えられたように見える場所もヒロセと全く同じチャートを提供しているJFXでは大きく突き抜けています。
損切ラインをこの直下なんかに切り上げていると全く刈られなくて良い場面で損切にかかる事になります。
尚、これは稀にではなく頻繁に発生しますので中々キッツイのは事実です。(笑)
ですから注文後に利益が伸びていく場面で損切ラインを上げていく手法を使う場合は、この突然現れるヒゲで確実に切られることになるので注意が必要です。
注意しようがありませんが(^^"
一般的にスプレッドはボラが高すぎる時、そしてボラが低すぎる時に上昇する傾向があります。
日本のFX会社の多くは、スプレッドによる手数料だけでなくディーラーが顧客の注文に対するカバー注文を出す、もしくは出さない事で利益を得ております。
その為、指標時など突発的な値動きがある時間帯はカバーが追い付かなくなる可能性がある為、スプレッドは一時的に上昇します。
また、オセアニア時間にあたる朝方などはボラティリティーが低くなるため、動きが少なすぎる時間帯もカバーが難しいという理由から早朝のみスプレッドが高い業者も多々あります。
私は現在計3つの業者の口座を保有しておりますが、スプレッドに関しては業者の力関係があまりに如実に出ている為、公開されている情報を鵜呑みにせずに実際に使用してみて有利な方を使用していくのがベストかと思っております。