プラスマイナスゼロを達成するための損益分岐点

ほのぼのドル円日記

ドル円FXトレードで1カ月間プラマイ0を達成するための損益分岐点を検証してみました。

◆プラスマイナスゼロになる損益分岐点を探す

FXを始めたばかりの方で月単位でプラスの成績を残せている方はどのくらいいるのでしょうか?

私は2018年から真剣に為替の世界と向き合うようになってから圧倒的に負けるようになってきております。

一日単位で勝てる事はあっても翌日には大きく負ける。

こんな日々を繰り返すうちに、まずはプラスマイナスゼロを真剣に達成する事からはじめようと考えるようになってきました。

9割負けると言われるトレードの世界で月間収支プラスマイナスゼロは、実は凄い事なのかもしれないのです。

今回はプラスマイナスゼロを達成する為に求められる損益分岐点について真剣に考えてみたいと思います。

目次

◆絶対に退場しないことが大前提

私の中にある絶対的な目標は『とにかく退場しない事』これに尽きます。

その為、おそらく計画的に活用すれば有利に働くと思われる『ナンピン』という選択肢を最初から排除しております。

ただ、ナンピンに関しては全く違和感を感じませんし思った場所でエントリーできるものでもないので本来なら活用すべきとさえ個人的には思っております。

ですから現段階の力量ではナンピンで破産してしまう可能性があるため選択肢から除外しているという考え方です。

この絶対に退場しない事が前提であることを条件下において一定数のトレードをこなし、かつ勝てないまでも負けないという結果を残すことは今の自分にとってはかなり大きな課題となっております。

既に相場で結果を残されている方からするとあまりにもレベルの低い目標と思われるかもしれません。(^^"

しかし私個人的には、本当にFXは難しく現状維持でさえも途方もなく高い目標に感じるようになってきました。

キーポイントとなるのは恐らく、『勝率』『利確幅』の問題かなぁ…と今は考えております。

◆課題①勝率を上げる

2018年10月。『勝率21.51%』という、ある意味とてもハイレベルな成績を叩き出してしまいました。

FXは基本的に上がるか下がるかの2択ですからスプレッドを考慮しない場合、初心者でも5割程度の結果は残せるはずです。

しかし、私の場合は月に303回ものトレードを行い勝率約2割という恐ろしく低い結果が残ってしまったのです。

勝率を上げる最大のポイントはやはり利確を細かく行うに尽きるかと思います。

しかし、為替相場の大原則は損小利大であると言われているように、利確が小さくなるほどトータル損益として勝つことが難しくなってきます。

その為、損切よりも利確を大きくする損小利大のトレードを意識しつつ、大きな欲は出さないという意識を持つように考え方を柔軟に保とうと現在は考えております。

◆逆指値で利確を自動化

具体的には、まだまだ伸びそうな場面であっても一定ラインを超えたら『自動的に利確を入れる』という方法を取り入れようと検討中です。

まぁ、シンプルに言えば逆指値を小さめに設定し裁量無しの利確をするという事。

この利確幅も幾つか検証しながら合うものを探していきたいのですが、取り合えず10pipsをひとつの目安として利確ラインを決めていこうと思います。

◆課題②プラスマイナスゼロを意識した利確幅を探す

大きな欲をかかず利確を行うようになれば、それだけでも勝率は上がってくることは間違いないかと思います。

また、合わせてマイナスを減らすために建値決済、いわゆる引き分けの回数も損益分岐点を探る為の判断材料にしていこうと試行中です。

私の力量だと過去の結果からみても勝率はどんなに頑張っても2割~3割くらい。ここを気合いで勝率を3割以上に引き上げたと想定します。

次いでイメージ通りプラスに進んだけども、戻ってきてしまいほぼプラスマイナスゼロの建値決済の引き分けも2割はあると想定して損益分岐点をシュミレーションしてみます。

尚、損切幅は暫定として4pips固定で考えてみます。

【勝率3割、建値2割で100回トレードした場合】
5割負2割引分3割勝
50回x4pips=-200pips20回x0pips=0pips30回x6.67pips=200.1pips
【説明】
この表は5割負けて2割は勝ってたけど戻ってしまい建値決済の引き分け。残り3割の平均が何pips取れればプラスマイナスゼロに出来るか?という計算を行った簡単な表です。うーん、何か変な事考えてますよね(^^"損切の最大幅は4pipsなので1回のトレードで7pips以上とれれば損益分岐点はプラスになってくるイメージです。しかし、実際私の成績は勝率2割ですからねぇ(^^"10回中3回7pips以上を利確する。これは難しいかと思います。ですから現実的にはこの計算では無理があるかもしれません。

◆プラスマイナスゼロになる損益分岐点を探す

考え方があってるかどうかは解りませんが、イメージとしては上記の表のようなイメージをしております。

ポイントは7pips以上取れそうな値幅がある場所でのみエントリーする!という点にあると思います。

実際相場を見ていると、この場面はここまで伸びてきそうだ…とイメージできる場面が多々あります。

そして、損切にかかっていなければイメージ通りだったのに…というケースが更に多くあります(^^"

しかし損切幅は4pipsと決めた以上これは我慢。

残りの上手くいったケースに期待し、自分のイメージとpips数がかみ合う場合のみエントリーすると決めておけば上記表のイメージに近い状況になってくる可能性もあります。

しかし、この方法では1時間で20トレード!みたいなスキャルピングの連続トレードは出来なくなります。

経験を積みたい自分にとってはここが懸念点ではありますが、これ以上負け続ければ確実に退場が待っていますし、思いついた事はどんどん実践していくしか今はできません。

今後は、建値撤退も考慮し勝率3割以上、かつ『7pips以上』の利確を目安にトレードを行っていこうと思います。

全ての勝ちトレードで7pips以上を取れるようになれば、プラスマイナスゼロという結果はいずれ見えてくるかと思います。

⇐前の記事  |  記事・コラム一覧  |  次の記事⇒