FXトレードはインターバンク市場であり24時間売買が可能となっておりますが、当然時差がありますので各市場によってオープンする時間が異なります。
日本時間の場合は夕方16時過ぎ(夏季)に最も取引量が多くなります。
これは東京時間の終盤にロンドン市場が開き時間が一部重なる為、値動きが一気に活発となり大きな数値の変動が見られるようになる為です。(下の表では赤枠の時間帯です)
またロンドン市場に次いで2番目に取引量が多いニューヨーク市場は夜21時以降に開きロンドン時間とニューヨーク時間が重なる時間帯は一日の中で最も値動きが活発になる特徴があります。
尚、取引量は『欧州市場→米国市場→東京市場』の順で日本の東京市場は世界で3番目に取引量が多い市場です。
また、近年はシンガポールの証券取引所も取引量が急増してきており日本に迫る勢いとなっております。
日本時間をベースとした各国の証券取引所の取引時間を一覧表にまとめてみました。
日本にはありませんがサマータイム導入国は夏場1時間取引時間が早くなりますので、一覧表は夏と冬両方の時間割を作成しております。ご参考までに(^^
尚、サマータイムは約8ヶ月間ありますから長期的にFXを継続される方は、夏時間を基本とし、冬時間が一部の市場で1時間遅くなると考えた方が解りやすいかもしれませんね。
厳密にいえば毎年3月第2日曜日~11月第1日曜日までがサマータイム導入期間となります。
【FX市場各国の取引時間(夏時間3月~10月)】 | |||||||
---|---|---|---|---|---|---|---|
日(日本)・英(ロンドン)・米(ニューヨーク)・新(ニュージーランド)・豪(オーストラリア)・星(シンガポール)・香(香港) | |||||||
時間 | 英 | 米 | 新 | 豪 | 日 | 星 | 香 |
0 | |||||||
1 | |||||||
2 | |||||||
3 | |||||||
4 | |||||||
5 | |||||||
6 | |||||||
7 | |||||||
8 | |||||||
9 | |||||||
10 | |||||||
11 | |||||||
12 | |||||||
13 | |||||||
14 | |||||||
15 | |||||||
16 | |||||||
17 | |||||||
18 | |||||||
19 | |||||||
20 | |||||||
21 | |||||||
22 | |||||||
23 |
冬時間はいつから?と思われる方もいらっしゃるかもしれません。
冬時間は毎年11月~2月の期間の事です。
本来はこの冬時間が基準時間なのですが米国の場合サマータイム実施期間が8ヶ月もあるので冬時間の方が見慣れないなんてことになっております。
以下は冬季の各証券市場の取引時間となりますのでご参照とされて下さい。
【FX市場各国の取引時間(冬時間11月~2月)】 | |||||||
---|---|---|---|---|---|---|---|
日(日本)・英(ロンドン)・米(ニューヨーク)・新(ニュージーランド)・豪(オーストラリア)・星(シンガポール)・香(香港) | |||||||
時間 | 英 | 米 | 新 | 豪 | 日 | 星 | 香 |
0 | |||||||
1 | |||||||
2 | |||||||
3 | |||||||
4 | |||||||
5 | |||||||
6 | |||||||
7 | |||||||
8 | |||||||
9 | |||||||
10 | |||||||
11 | |||||||
12 | |||||||
13 | |||||||
14 | |||||||
15 | |||||||
16 | |||||||
17 | |||||||
18 | |||||||
19 | |||||||
20 | |||||||
21 | |||||||
22 | |||||||
23 |
冬時間は厳密にいえば11月第1日曜日~3月第2日曜日までです。スケジュール管理アプリをご利用の方は、夏時間と冬時間の切り替え日をメモしアラーム設定などをしておくことをお勧めします。
表を作成していて気がついたのですがシンガポールと香港は同じ時間だったんですね。尚、FX市場の1日の流れはニュージーランドの『ウェリントン市場』から1日が始まりシドニー(オーストラリア)、東京、香港、シンガポール、フランクフルト(ドイツ)、ロンドンと続き、最後に『ニューヨーク市場』が閉まり一日の終わりとなります。
しかしニューヨーク市場が終わる時間帯にはニュージーランドのウェリントンが開くため、FX市場は平日24時間取引が絶え間なく行われている事になります。